研究課題/領域番号 |
18K02941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
吉冨 賢太郎 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (10305609)
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研究分担者 |
亀田 真澄 山陽小野田市立山口東京理科大学, 共通教育センター, 准教授 (10194995)
長坂 耕作 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (70359909)
金西 計英 徳島大学, 高等教育研究センター, 教授 (80204577)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 反転学習 / 多肢選択問題 / 線形代数 / 学習管理システム / ランダム出題 / フィードバック / 数学オンライン教材 / 自動生成多肢選択問題 / 解説動画 / 学習分析 / 反転授業 / 動画開発 / ICT活用 / 数学オンラインテスト / スマートフォン活用 / 数学e-Learning / eラーニング / 数学教育 |
研究成果の概要 |
現在,学生のほぼ全てがスマートフォンを所有しており,大学の授業での活用も重要視されている.自分のPCを大学に持ちこむいわゆるBYODも増えつつあるが, スマートフォンの活用は依然重要である. このようなスマートフォンを活用して, 大学数学, 特に線形代数の反転学習教材を開発することを目的とした本研究では,特にこのような問題教材に注力し,ランダムに出題され,かつ,適切なフィードバックを有する多肢選択問題を開発した.数式入力による教材もすでに開発していたが,スマートフォンでは数式の入力が面倒である場合が多く,同等の学習効果を期待できる場合の多肢選択問題を潤沢に開発することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多肢選択問題は従来,数値が固定されており,数学の問題教材としては不適切と考えられてきた.しかし,学習管理システムの持つランダム出題機能を用いれば, 大量に生成(例えば 100題単位)された問題群からランダムに出題することにより,適切なフィードバックを有する問題をランダムに提供し,学習者が論理的に考え,丸暗記ではない学習を効果的に行うことができる.このような問題を広く高等教育機関に提供することで,学習者の入力負担も少なく,かつ学習効果の高い自習環境を提供することができた.
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