研究課題/領域番号 |
18K02958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
柳本 朋子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70159771)
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研究分担者 |
真野 祐輔 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (10585433)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 数学教育 / 教員養成 / 授業研究 / 教育学的内容知 / 算数科 / 教授学的内容知 / 学習指導案 / 授業研究会 / 小学校教師 / 算数 / 数学的プロセス / 論証 / 教師教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,小学校教師を志望する学生の教授学的内容知の成長と,授業研究という現職教員の職能成長に研究の焦点をあてて進めた。具体的には,教員養成大学において4年次の学生を対象として実施されている教職実践演習の受講生を対象として,大学での教材研究に関わる事前演習と附属学校で行われる授業研究会を関連づけて研究を実施した.本研究では,先行研究に基づいて理論的枠組みを設定し,3つの次元(制度的,教育的,個人的)から,本プログラムを実施するためのさまざまな条件と制約を分析・考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員養成におけるプログラムと附属学校での授業研究会を結びつけて実施するというプログラムはこれまでにも多く実施されてきているが,本研究では,こうしたプログラムを可能とする様々な条件や制約をある程度明らかにすることができた.本研究に成果の学術的意義としては,研究に用いた理論的枠組みと分析手法があげられる.また,成果の社会的意義としては,日本の授業研究という仕組みと教員養成のプログラムの関係を,事例研究を通して明らかにした点があげられる.
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