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二重過程理論とARSを活用する農薬のリスクコミュニケーション技法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K02979
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関島根大学

研究代表者

巣山 弘介  島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 准教授 (70284023)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード農薬 / 教育 / オンデマンド授業 / リスクコミュニケーション / 二重過程理論 / オーディエンス・レスポンス・システム / ケースメソッド / ICT / 授業外学習
研究成果の概要

この事業に着手した数か月後に農薬取締法が改正されて様々な生物へのリスク評価が登録要件に加えられたため、急遽、その内容を盛り込んだ教材を作成した。また、「ARSを活用するケースメソッド」の事例を増やし、さらに、自主的な授業外学習のためのシステム等を作成した。一方、ある農薬群の生態影響に関する論文が発表されたため、それを活用した教材を作成した。なお、平成30と令和元年度は、作成した教材を用いて対面授業を行い、ARSも使用したが、令和2~4年度は新型コロナウイルス対策のためそれらができず、計画時の前提が崩れた状況となり、二重過程理論に基づく結果の分析には至らなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

この事業では、「感情に動機づけられ、かつ、科学的論拠に基づく合理的な理解や判断を行うようになる教材」、「様々な立場を理解し、かつ、対話や共考を通じて多様な情報や見方を共有する姿勢を養う教材」、「具体的な農薬について楽しみながら自主的に学べる教材」、「近年の論文を題材に、環境中の生物の変動要因を様々なデータから考察することの面白さ、難しさ、大切さ等を感じることができる教材」を目指して作成したが、それらは、農薬の使用および使用された農産物等に対する受容または拒否といった個人的もしくは社会的な意志の決定過程を支援する教育方法やリスクコミュニケーション技法の基盤になり得る可能性がある。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 農薬に関する教育およびリスクコミュニケーションの技法の開発(第3報)- 宍道湖での漁獲量減少に関する論文の教材化 『アマサギはなぜ消えた?』-2020

    • 著者名/発表者名
      巣山弘介
    • 学会等名
      日本農薬学会 第45回大会(みなし開催)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 農薬に関する教育およびリスクコミュニケーションの技法の開発(第4報)- 『○月○日が誕生日の農薬たち』の検索と『農薬 日めくり』の作成 -2020

    • 著者名/発表者名
      巣山弘介
    • 学会等名
      日本農薬学会 第45回大会(みなし開催)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 農薬に関する教育およびリスクコミュニケーションの技法の開発(第 1 報) - ICT を活用する『農薬占い(?)』 -2019

    • 著者名/発表者名
      巣山弘介
    • 学会等名
      日本農薬学会第44回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 農薬に関する教育およびリスクコミュニケーションの技法の開発(第 2 報) - ARS を活用するケースメソッド -2019

    • 著者名/発表者名
      巣山弘介
    • 学会等名
      日本農薬学会第44回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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