研究課題/領域番号 |
18K02980
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
大西 義浩 愛媛大学, 教育学部, 教授 (00321480)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | プログラミング教育 / パフォーマンス評価 / 温度制御 / パフォーマンス指数 / 学習到達度 |
研究成果の概要 |
本研究では,プログラムの「はたらき」を数値化した「パフォーマンス指数」によりプログラム学習者の到達度を評価できる教材を開発した。本研究で開発する教材のきめ細かい評価による個に応じた学習支援や学習者の主体的な取り組みなどが可能になり,プログラミング学習の効果向上に貢献することを狙いとする。研究期間全体の課題として(1)教科内容に即した教材の検討,(2)パフォーマンス指数の算出方法とプログラム難易度との関連の考察,(3)プログラム作成者の学習到達度とパフォーマンス指数との関連の考察,の3つを掲げた。温度制御を題材として教材を制作し,シミュレーションおよび実験において有用性を確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化されるなど,初等中等教育の現場に,プログラミング学習が導入されつつあり,様々な教材や教育方法が開発・提案されている。しかし,その評価方法は,できた,できないの二値的な判断になりがちであり,プログラミング学習の到達度に応じた定量的かつ詳細な評価方法が確立されているとは言い難い。本研究では,プログラムの「はたらき」を数値化した「パフォーマンス指数」によりプログラム学習者の到達度を評価できる教材を開発した。本研究によって個に応じた学習支援や学習者の主体的な取り組みなどが可能になり,プログラミング学習の効果向上に貢献することができると考えている。
|