研究課題/領域番号 |
18K02995
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
辻 琢人 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (70321502)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 半導体発光デバイス / 発光ダイオード / 作製教材 / 半導体ものづくり実験 / 実験教材 |
研究成果の概要 |
半導体発光デバイスの作製技術と動作原理を理論と実践の両面から習得することに繋がる「半導体発光デバイス作製教材」の開発に取り組んだ. LEDを動作させるためには,GaP発光層と良好な電気的特性を示す金属電極を形成しなければならない.本研究では,インジウムをベースにした金属を用いて電極を形成した結果,良好な金属電極が得られた. そして,窒素を添加して黄緑色で発光するGaP発光層を有するLED構造を作製し,黄緑色の発光が得られた.さらに,乾電池をGaP-LEDチップに接続して動作させるキットを試作し,LEDから明るい発光が確認できたことから工学教育活動などへの応用の可能性を示すことができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者がこれまでに開発してきた様々な半導体デバイス作製教材と合わせて,この半導体発光デバイスを作製する教材が開発されることで,半導体材料が持つ特長を活用した半導体デバイス作製教材の整備につながるため,半導体デバイスの作製技術と動作原理を講義及び実験・実習を通して,より効果的に習得できる環境が整備されるようになる. さらに,これまで研究代表者がSi太陽電池作製教材を使って行ってきたように,中学生などを対象にした科学技術啓蒙活動へ応用できる可能性があることから,将来の科学者・技術者の育成に有用な教材が開発できたのではないかと思われる.
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