研究課題/領域番号 |
18K03012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 学校法人文京学院 文京学院大学 |
研究代表者 |
村井 潤一郎 学校法人文京学院 文京学院大学, 人間学部, 教授 (50337622)
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研究分担者 |
野瀬 出 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 准教授 (60337623)
太幡 直也 愛知学院大学, 総合政策学部, 准教授 (00553786)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 嘘 / 本当 / 欺瞞検知 / 真偽刺激 / 映像 / データベース / Moodle |
研究成果の概要 |
欺瞞検知研究における典型的な実験パラダイムは,二段階からなる。第一段階では,研究協力者をある状況に置き,そこで嘘あるいは本当のことを言ってもらい,録画をする。第二段階では,第一段階で作成された刺激を別の研究参加者に呈示して,それぞれの刺激が嘘であるか本当であるか,判断してもらう。通常,第二段階が研究のメインであるが,実のところ,第一段階で行う刺激作成こそが重要であり,刺激の質が結果のすべてを決定すると言っても過言ではない。そこで本研究では第一段階に特化し,約250個の刺激を格納したデータベースを作成し,欺瞞研究を遂行しようとする研究者に刺激の提供をする準備が整った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
欺瞞は人間関係において重要な現象であるが,とりわけ日本では,欧米に比べて研究数が顕著に少ない。その一因として,欺瞞検知実験を遂行する際に必要とされることの多い真偽刺激の作成に手間がかかることが挙げられる。そこで本研究では,真偽刺激作成のプロセスを肩代わりすべく,真偽刺激データベースを作成した。今後,欺瞞研究を遂行しようとする研究者が本データベースの刺激を用いることで,より多くの日本発の欺瞞研究が発信されることが期待される。
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