研究課題/領域番号 |
18K03019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
高 史明 神奈川大学, 人間科学部, 非常勤講師 (90594276)
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研究分担者 |
小林 哲郎 神戸大学, 法学研究科, 研究員 (60455194)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | レイシズム / 人種・民族差別 / 人種・民族偏見 / 在日コリアン / 在日韓国・朝鮮人 / 在日朝鮮人 / 在日外国人 / 差別 / 偏見 |
研究成果の概要 |
在日コリアンに対する差別および偏見の実証的研究を、特に米国において発展してきた「新しいレイシズム」の観点から行った。研究期間内に2つのオンライン調査と4つのオンライン実験を実施することができた。これらは大まかに、「集団認知・態度」に関する研究群と、「労働市場における不平等」に関する研究群からなった。この結果複数の有益な知見を得ることができたため、今後随時論文・会議報告等として公表する予定である。 本研究課題のために公刊したり発表したりした論文、書籍、学会発表等は、計12点に上った。この中には、国際誌論文、英語書籍(書籍および章)、国際会議のFeatured symposiumが含まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の日本において、在日コリアンに対する差別・偏見は非常に重要な社会的問題である。にもかかわらず、他の先進諸国における人種的・民族的マイノリティや外国籍住民に対する差別・偏見の研究の膨大な蓄積に比べると、日本のそれは乏しかった。本研究課題では、他国で蓄積された成果を援用しつつ、この問題に関する複数の問いに答えることができた。これは、社会的にも、また学術的にも、大きな前進をもたらすものである。 また成果物には英語で公刊・公表されたものも多く、国際協業による今後の研究の進展の一助となったことも期待される。
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