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外集団攻撃の適応基盤を探る-男性戦士仮説と実効性比の理論的整合の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K03025
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10010:社会心理学関連
研究機関広島修道大学

研究代表者

横田 晋大  広島修道大学, 健康科学部, 教授 (80553031)

研究分担者 三船 恒裕  高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (00708050)
杉浦 仁美  近畿大学, 経営学部, 講師 (10761843)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード外集団攻撃 / 集団間葛藤 / 実行性比理論 / 男性戦士仮説 / 性比 / 実効性比理論
研究成果の概要

本研究では、集団内の性比の違いが外集団攻撃と関連するかを検討することにある。そのため、実験室実験を行い、その関連を検討することを計画していた。しかし、パンデミックにより、実験を行うことが困難であった。そこで、一般人を対象としたウェブ上で実験を行った。結果は仮説を支持しなかった。成果は2020年の日本人間行動進化学会第13回大会にて発表した。
感染予防策が緩和された昨年度に、同性のみの集団間関係を用いた実験室実験を行った。その結果、仮説は支持されなかったが、女性のみに外集団攻撃性の傾向が見られた。その成果をまとめた論文を執筆中であり、投稿する予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、これまで明らかにされてこなかった外集団攻撃の生起要因を特定することができることにある。社会心理学の分野では、外集団攻撃は内集団ひいきの一側面として内集団協力とセットで検討されることが多かった。しかし、本研究では外集団攻撃のみに注目し、その生起に性別を交絡させることにより、予測可能で体系的な理論を構築することが可能となる。外集団攻撃の生起要因を特定することは、差別・偏見のみならず、戦争をはじめとしたあらゆるタイプの集団間葛藤が起こる際のグループダイナミクスを解く鍵を提供することである。このことは紛争を抑制させる政策の作成などに貢献することができるだろう。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 集団成員の性別と集団行動の関連の検討 ー男性戦士仮説の観点からー2020

    • 著者名/発表者名
      横田晋大・三船恒裕・坪井翔・杉浦仁美
    • 学会等名
      日本人間行動進化学会第13回大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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