研究課題/領域番号 |
18K03032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
石津 憲一郎 富山大学, 学術研究部教育学系, 教授 (40530142)
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研究分担者 |
下田 芳幸 佐賀大学, 学校教育学研究科, 准教授 (30510367)
大月 友 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20508353)
佐藤 修哉 長野大学, 社会福祉学部, 准教授 (20793243)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アクセプタンス / 価値 / コミットメント / 体験の回避 / 自律 / 学校適応 / 心理教育アプローチ / 学習への動機づけ / 心理教育プログラム / 非行 / 怒りの向社会的処理 / 抑うつ / 学校享受感 / 抑うつ傾向 / 中学生 / フュージョン / 思春期 / 青年期 / 教育支援 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,子供の学校適応や心理的適応を向上させるための心理教育プログラムを作成することであった。一連の研究において,体験の回避(対概念としてのアクセプタンス)を測定するための尺度を作成し,信頼性と妥当性を検討した。その後,調査研究によってアクセプタンスや価値の明確さが子どもの学校適応や外在化問題を予測することを明らかにした。こうした基礎的な調査研究結果を理論的エビデンスとしたうえで,アクセプタンスと自律的な価値を向上させるための心理教育プログラムを構成し,そのプログラムの効果を検証した。その結果,本研究によって作成された心理教育プログラムの一定の効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は自らの感情を受け入れていくという感情のアクセプタンスと,自律的に決定された価値の感覚およびそれに基づく行為としてのコミットメントに着目した学校適応を支える心理教育的プログラムを構成することを目的とした。一連の研究からアクセプタンスと価値の明確化の感覚は子どもたちの適応に寄与すること,また構成された心理教育プログラムは自律的な学習動機や価値の明確化に寄与することが示された。
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