研究課題/領域番号 |
18K03046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
秦野 悦子 白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (50114921)
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研究分担者 |
瀬戸 淳子 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 教授 (70438985)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 保護者支援 / 保育コンサルテーション / インクルーシブ保育 / アクションリサーチ / 支援ニーズ / 家族支援 / メゾシステム / コンサルテーション / カンファレンス / 保育支援コーディネーター |
研究成果の概要 |
本研究では、保育における保護者支援を、保育における保護者支援、保護者自身の支援ニーズ、保護者支援のための専門家養成プログラム構築の3つの観点から調査した。保育における保護者支援に関する調査では、支援者と親の間で子どもの意識に関してギャップがある場合は、その難しさが顕著になることが示された。要支援児の親の支援ニーズに関する調査では、必要な情報を共有したり、子どもが参加する機会を調整したりするなど、合理的配慮が必要であることが指摘された。要支援児を育てる保護者支援のための「専門家養成プログラムの構築」に関する研究は、支援者の心理的負担を軽減し、専門知識の向上に貢献する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インクルーシブ保育において、保育の視点から捉えた保育の困難さや、子どもへの対応、保護者支援の研究は多くあるが、保育現場を主体とした保護者支援の取り組みに対する実証的研究は日常保育に貢献する。要支援児の保護者のニーズから捉えた保護者支援と、保育現場での保護者支援の双方向から捉えた研究の社会的意義が高い。またアクションリサーチによる保護者支援の事例分析を中心とした保育における保護者思念の専門家養成プログラムの構築は、実践的に活用性が高い。
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