研究課題/領域番号 |
18K03053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
大対 香奈子 近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (80509927)
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研究分担者 |
大久保 賢一 畿央大学, 教育学部, 教授 (40510269)
田中 善大 大阪樟蔭女子大学, 児童教育学部, 准教授 (60729143)
野田 航 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70611440)
庭山 和貴 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 准教授 (80805987)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学校規模ポジティブ行動支援 / 教師 / 専門性向上 / 研修 / 教員の専門性 / チェックリスト / 応用行動分析学 / 研修プログラム / アセスメント / 実行度 / 教員のメンタルヘルス / PBS / 学校適応 / 三水準モデル / 教師の専門性向上 / ポジティブ行動支援 / 学校 / 教師の負担感 / 子どもの学校適応 / スクールワイド / 教員 / 応用行動分析 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,日本における学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)の導入にあたり,効果的な実践のために必要な個々の教員の専門性を明らかにすること,またその専門性を高めるための研修プロトコルを開発することを目的としていた。中心的に取り組んだことは,個々の教員がPBSに沿った実践をどの程度実施できているかを自己評価するためのチェックリストの開発であり,PBSの実践として必要とされる5領域のスキルとして「学校で期待される姿を教える」「望ましい行動を促す環境を設定する」「望ましい行動を承認する」「問題行動に対応する」「データに基づく意思決定」をチェックリストを用いて測定することができるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今,日本において学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)の導入が進められており,その効果についてもいくつかの研究において確認されている。その中で,個々の教師が日々の指導においてPBSに沿った実践を行うことが効果的なSWPBSにとっても重要だとされているが,実際にどの程度個々の教師がPBSに沿った実践を行っているのかは明らかではなかった。本研究課題では,チェックリストの開発を行うことで,個々の教員のPBSに沿った実践の程度を測定することを可能にすることができた。また必要とされるスキル領域のどの部分が不足しているかを同定することにより,よりニーズにあった効果的な研修を計画することを可能にした。
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