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誤答理由を推定する認知診断モデル開発とその実践的適用

研究課題

研究課題/領域番号 18K03057
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10020:教育心理学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

尾崎 幸謙  筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50574612)

研究分担者 菅原 真悟  国立情報学研究所, 社会共有知研究センター, 特任研究員 (00745052)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード認知診断モデル / 読解力 / データリテラシー / 誤答分析 / テスト理論 / 多肢選択問題 / 多肢選択式問題
研究成果の概要

本研究は能力測定のための多肢選択型テストにおいて誤答した受検者の誤答理由を受検データから推定するための統計モデルを考案し,そのモデルを実際のデータに適用して,実用可能性を検討することであった。3年間の研究成果として,Ozaki, Sugawara, & Arai (2020)において統計モデルを発表することができた。また,上記論文においてリーディングスキルテストへの適用を行い,「問われている語と最も近い位置にある語が主語である」「文頭の語が必ず主語である」という2つの誤答理由を抽出することに成功した。また,さらなる適用可能性を検討するために,データリテラシーを測定するテストデータを収集した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

テストの受検結果を次の学習に活かすためには,点数や偏差値だけでなく,各受検者の誤答理由を明らかにすることが重要である。誤答理由が明らかになれば,指導者は今後の指導方針を立てやすくなり,学習者は復習すべき箇所が明確になるからである。本研究は,多肢選択型のテスト問題に対する回答データから,各受検者がどのような誤答理由に基づいて誤答してしまったかを新たに開発した統計モデルに基づいて明らかにすることを目指したものである。開発した確率モデルを読解力調査やデータリテラシー調査に適用し,その実用可能性を検討した。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2018 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Cognitive diagnosis models for estimation of misconceptions analyzing multiple-choice data.2020

    • 著者名/発表者名
      Ozaki, K., Sugawara, S. & Arai, N.
    • 雑誌名

      Behaviormetrika

      巻: 47 号: 1 ページ: 19-41

    • DOI

      10.1007/s41237-019-00100-9

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 批判的思考力を支えるリテラシーテスト開発の試み2-データリテラシー-2018

    • 著者名/発表者名
      石澤洋子、児島健、山形伸二、尾崎幸謙
    • 学会等名
      産業・組織心理学会第34回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 尾崎幸謙のホームページ

    • URL

      http://www010.upp.so-net.ne.jp/koken/

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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