研究課題/領域番号 |
18K03062
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
河崎 美保 静岡大学, 教育学部, 准教授 (70536127)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 教師の学び / 認識論的信念 / GPK / コンフリクト / 協調学習 / 教員養成 / 研修 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は学びの変革期における教師の認識論的信念の再構成の要因・プロセスを解明しそれを支援する研修のデザイン原則を提案することである。「いかに教えるか」という教授内容の知識の変容に際して教師個人がもっている認識論的信念が,新しい教え方の背後にある「人はいかに学ぶか」の考え方とコンフリクトを起こす形で顕在化し,乗り越えるべき障壁となることが予測される。どのような認識論的信念が顕在化し,新しい学びの知識とコンフリクトを起こしうるか,またその解消による認識論的信念と教授内容の知識の再構成がどのような要因によって促されるのかを検討し,教師の学びの理論的解明と支援の実践的提案を目指した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育目標の変化に応じた授業改善へと教師の学びを支援することは新学習指導要領施行を目前に控えた喫緊の課題と言え、その課題を解く鍵の一つが「人はいかに学ぶか」に関する教師の認識論的信念が授業の変化の要請の中でいかなるコンフリクトを起こし、どのような要因により再構成されるのかを解明する本研究にある。「いかに教えるか」が変容するには、背後にある学びに関する知識、すなわち「人はいかに学ぶか」の考え方の変容が伴う必要があり、本研究はこの教師の認識論的信念の内容と再構成の要因について明らかにする。
|