研究課題/領域番号 |
18K03064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
瀧野 揚三 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60206919)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トラウマインフォームドケア / 介入的支援 / 心理教育 / 学校心理学 / 学校危機 / トラウマ |
研究成果の概要 |
本研究は、学校危機後の対応に加え、逆境的体験等のある児童生徒の理解、リスクを減らし二次被害の防止などを含め、学校におけるトラウマを念頭においた包括的な介入的支援体制の導入について取り組んだ。感染症への対応で制限のあるなかであったが、教職員向けに利用可能な資料として作成し、研修会とその後に継続的な相談、コンサルテーション等を介入的支援として実施することで、トラウマを念頭においた教育実践につなげていくことができた。また、支援の充実のために、先進の海外の実践についての情報収集、視察、学会発表や情報交換をすすめ、学校環境や学校風土の視点からの取組みの重要性を認識することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校危機後の対応の経験をもとに、逆境的体験等のある児童生徒の理解、リスクを減らし二次被害の防止などを含め、学校におけるトラウマを念頭においた教育実践に対し、研修とコンサルテーションを組み合わせ、包括的に介入的支援を導入していく取組みを試み、一定の成果が得られた。今後、学校に関わる教職員、児童生徒をを含め、学校環境や学校風土の視点からの取組みに拡張していくことで、トラウマを念頭においた教育実践が進展していくと考えられる。
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