研究課題/領域番号 |
18K03069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
西山 久子 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (80461250)
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研究分担者 |
鎌田 雅史 就実短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (10610040)
迫田 裕子 九州共立大学, スポーツ学部, 准教授 (90714767)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 教育相談の定着化 / 校長のリーダーシップ / 学校コンサルテーション / 教育相談コーディネーター / 教委育相談の定着 / 分散型リーダーシップ / 教育相談の定着 / 教育相談担当者 / エンパワリングリーダーシップ / スペシャリストリーダー |
研究成果の概要 |
本研究では,教育相談定着に向け,①校長の教育相談へのリーダーシップ行動の解明と担当者との相互作用に関する理論モデルの構築,②校長のリーダーシップへの教育相談担当者からの上方向の学校コンサルテーション方法の検討と,③教育相談を組織的に推進する教育相談コーディネーター等の担い手に向けた研修プログラムの構築に関わる枠組づくりに取り組んだ。その結果,現在の校長により展開される児童生徒支援に関わるリーダーシップにおいては,多様に分散型リーダーシップにより説明づけられることが示された,これらの聴き取りから,教育相談コーディネーター等による,児童生徒支援と学校コンサルテーションの枠組みが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義では,学校がチーム学校体制の中で分散型リーダーシップに移行する中,複数リーダーの重要性と,フォロワーとしての中堅的担い手と学校文化という状況に合った実践の関連性が示された。 また,社会的意義として,子どもの学校生活での問題の克服や成長の促進に,教育相談の定着が重要であることは多く指摘されている。その担い手として多くの専門性を持つ者で協働的に児童生徒の支援を行う「チーム学校」の推進が必須であるとされており,その中で多職種協働は,欠くことのできない要素である。教育相談をリードする担い手の学校コンサルテーションにかかる力量形成に関わる項目を示すことができた点が意義として挙げられる。
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