研究課題/領域番号 |
18K03076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 鎌倉女子大学 (2020-2021) 聖徳大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
石川 満佐育 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (00512063)
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研究分担者 |
山口 豊一 聖徳大学, 心理・福祉学部, 教授 (10348154)
中井 大介 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (20550643)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 事例検討 / インシデントプロセス法 / ルーブリック評価 / プログラム開発 / 学校心理学 / 教員養成 / 教材事例作成 / 指導案作成 / 実践力育成プログラム / 生徒指導 / 効果測定 / ルーブリック |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,学部生を対象に生徒指導上の諸問題に対応するための実践力育成プログラムを開発することであった。本研究によって,インシデントプロセス法による事例検討を軸とした計8コマ(1コマ90分)から構成されるプログラムが開発された。また,本プログラムの参加者が自己評価を行うための学校心理学の観点に基づいたルーブリック評価票が開発された。本プログラムの参加者51名を対象に効果の検証を行った結果,アセスメント能力,チーム支援の意識の向上がみられ,本プログラムは実践力向上に寄与することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発されたプログラムは,インシデントプロセス法による事例検討を軸としており,その方法論を明確にしたこととルーブリック評価を導入したことを特徴とする。本プログラムは,アセスメントの能力,具体案考案のスキル,チーム援助の意識を高めることにつながるとともに,ルーブリック評価票によって客観的に自分の課題等について振り返りも可能になることから,学部生の生徒指導上の諸課題に対する実践力の向上に寄与すると考えられる。
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