研究課題/領域番号 |
18K03087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
沢宮 容子 筑波大学, 人間系, 教授 (60310215)
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研究分担者 |
岩壁 茂 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (10326522)
福島 哲夫 大妻女子大学, 人間関係学部, 教授 (60316916)
青木 みのり 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (80349175)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 統合的アプローチ / 楽観性 / ポジティブ心理学 |
研究成果の概要 |
本研究で取り上げる「楽観性」という概念は、心身の健康回復やストレス緩和にプラスの影響を与えることが知られており(藤南・園田, 1994;Umstattd, McAuley, Motl, & Rosengren, 2007)、Seligman & Csikszentmihalyi(2000)が提唱する「ポジティブ心理学」のキーコンセプトでもある。本研究では、人間の潜在的な可能性を広げることを目的に、対人的楽観性に焦点を当てたメンタルヘルス改善のための統合的アプローチ法について検討したところ、一定の効果が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、各種の健康障害のリスクファクターとして、メンタルヘルスの悪化が危惧されており(Murray & Lopez, 1996)、その二次的な問題も大きい(Jane-Llopis et al., 2003)ことから、メンタルヘルス改善の重要性はますます高まっている(e.g.,Gillham et al., 2000)。本研究は、ポジティブ心理学に基づいた統合的アプローチ法によるメンタルヘルス改善のための取り組みであり、これによって心理職が担うべき「心の健康教育」のプログラムの発展が期待されるとともに、社会的な意義も高まるものと考えられる。
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