研究課題/領域番号 |
18K03121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
舛田 亮太 椙山女学園大学, 人間関係学部, 准教授 (30547055)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自傷 / 解離 / トラウマ / 心理教育 |
研究成果の概要 |
青年期に問題となることが多い自傷について、その行為の背景にあるトラウマ(例:死に関連する体験等)、解離(例:記憶がない等)を含めて、平易な紙媒体の心理教育教材を開発した。高校生、大学生を対象に心理教育を行った結果、「わかりやすい」「休息の重要性がわかった」等の一定の評価が得られた。一方で、汎用的な内容にまとめた結果、「具体的な対応がややわかりにくい」というご意見も頂いている。従って、読み手の状況を踏まえた具体性について、どのように含めていくかが今後の課題となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、メンタルヘルスの予防が重要な青年期において、自傷の背景にあるトラウマ、解離といった複雑な内容を可視化した点にある。また、これらの内容を教育機関において安全に検討できる心理教育教材を開発したことは社会的意義が大きいものと思われる。これらの事象を理解することで、本人だけでなく、教育関係者や一般市民が適切な対応を提供するための基盤となる。今後、より具体的な場面での検証によって教育現場での実践に大きく寄与することが期待される。
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