研究課題/領域番号 |
18K03130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
松本 一記 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (60816502)
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研究分担者 |
濱谷 沙世 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (30771414)
浦尾 悠子 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任講師 (40583860)
平野 好幸 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (50386843)
吉永 尚紀 宮崎大学, 医学部, 准教授 (80633635)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 臨床心理学 / 遠隔医療 / 精神医学 / 強迫症 / パニック症 / 社交不安症 / 認知行動療法 / インターネット認知行動療法 / オンライン診療 / 不安障害 / 精神疾患 / 不安症 / 周産期 / 遠隔認知行動療法 / ガイド付きインターネット認知行動療法 / 青年期 / メンタルヘルス・アプリケーション |
研究成果の概要 |
在宅での自助での認知行動療法の実用可能性については、パニック症、社交不安症、強迫症の当事者9名に開発したE-learningシステムを利用してもらうことで、安全に実施可能で、介入後には主要症状に改善が見られたことから、これらの疾患に対するE-learningシステムの実用可能性が実証された。その他にも、社交不安症の認知行動療法スマートフォン版アプリケーションの開発に成功し、強迫症のE-learningシステムの有効性を評価するための臨床試験を2020年1月から2021年6月末まで実施している。試験結果の結果については、2021年秋頃にまとめて学術誌に投稿する予定です。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オンラインでの自助プログラムを在宅で受けることで、パニック症・社交不安症・強迫症の人は十分に安全で症状改善効果が見込まれることを、本研究課題によって実施された一連の研究成果は示しています。言い換えれば、この研究によって、コロナ禍で、病院に通うことが心配な人でも、ご自宅で、安全かつ効果的に、専門的な治療を受けられることがわかりました。他にも、認知行動療法という専門的な精神療法を提供することができる治療者や治療機関が少ないことが、社会的な問題であると言われていますが、この研究によって実用可能な認知行動療法を提供することが可能な遠隔システムを開発することに成功しました。
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