研究課題/領域番号 |
18K03154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
濱田 祥子 明治大学, 文学部, 専任准教授 (60615037)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 青少年 / SNS / インターネット依存 / ソーシャルネットワーキングサービス / ネット依存 / SNS依存傾向 / 感情制御 / 対人交流不安 / 親和傾向 / SNS / SNS依存 / 青年期 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、青少年のSNS依存の心理的メカニズムを、心理的問題に着目し、明らかにすること、さらにSNS依存が青少年の心理社会的問題に与える影響を検討することであった。研究参加者は大学生約450名であった。SNSの利用時間と対人関係において感じる不安、抑うつの程度との関連について検討した。その結果、1日のSNS利用時間が長い者ほど、他者からの否定的評価を恐れ、抑うつの程度が高いことが示された。対人交流不安に関しては、SNS利用時間による有意な差は見い出されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、青少年のSNSの過剰利用の心理的要因について実証的に検討した研究は少ない。 本研究の結果から、SNSの利用時間の長い青少年は他者から否定的に評価される不安や抑うつ感が高いことが示された。本研究の学術的意義及び社会的意義として、SNSを過剰に利用する青少年に対しては、抱えている対人的な不安やメンタルヘルスの問題を考慮に入れ、対応することが示されたことが挙げられる。
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