研究課題/領域番号 |
18K03155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
大月 友 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20508353)
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研究分担者 |
下田 芳幸 佐賀大学, 学校教育学研究科, 准教授 (30510367)
国里 愛彦 専修大学, 人間科学部, 教授 (30613856)
石津 憲一郎 富山大学, 学術研究部教育学系, 准教授 (40530142)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アクセプタンス&コミットメント・セラピー / 対人援助職 / バーンアウト / アプリ / セルフヘルプ / ワーク・エンゲージメント / 心理的柔軟性 / ACT / アプリプログラム / ワークエンゲージメント / パフォーマンス / 職業ストレス |
研究成果の概要 |
本研究課題では、本邦における対人援助職者のバーンアウトやワーク・エンゲージメント、仕事のパフォーマンスには、心理的柔軟性が影響を与えていることが明らかになった。そのため、心理的柔軟性を向上させるための対面による介入プログラム、オンラインによるセルフヘルプ型の介入プログラムを開発し、その効果を検討した。一連の実験の結果、対面による介入はその効果が強いのに対して、オンラインのセルフヘルプ型の場合は効果が限定的になることが明らかにされた。一方で、今回開発したアプリプログラムは脱落率が低く、アプリ介入の今後の可能性が示唆される結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)は、さまざまな問題や対象に汎用的に用いる可能な心理的支援プログラムであり、今後の発展が期待されている。本研究課題では、対人援助職者のバーンアウトに対して、このACTを用いた支援が適用可能であるかどうか、そして、効果的であるかどうかを実証的に検討したものである。対人援助職者は、教育や医療、福祉など、国民への支援の重要な担い手であり、彼らへのサポートは質の高い継続的な援助サービスにつながるものであり、社会的意義も高いと考えられる。
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