研究課題/領域番号 |
18K03156
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
嶋田 洋徳 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70284130)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ストレスマネジメント / 認知行動療法 / 児童生徒 |
研究成果の概要 |
本研究においては、児童生徒の不適応行動や心身の症状の背景に存在しているとされる心理的ストレスを軽減し、ストレス耐性を高めることを目的とした「認知行動療法に基づくストレスマネジメント教育」をクラス集団をベースとして実施する際に、児童生徒の個人差に応じたプログラムコンテンツや手続きを検討することを目的としていた。その結果、小中学校教員に機能的アセスメントを教授すること、児童生徒の体験的理解や他者視点取得を促進することがストレスマネジメント教育の効果を高めるために有効であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては、社会的問題になりうる児童生徒のさまざまな不適応問題に対して、特定の児童生徒を対象とした治療的支援のみならず、一般の児童生徒を対象とした予防的支援としての機能を果たしうる具体的なストレスマネジメント教育プログラムが作成された。従来の研究を踏まえて、特に、他者視点の取得の程度などの個人差が大きい要因を抽出し、それらを補う内容を加えたところ、従来のプログラムよりも効果が向上する可能性があることが示唆された。
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