研究課題/領域番号 |
18K03169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2019-2020) 群馬大学 (2018) |
研究代表者 |
配島 旭 (はい島 旭) 早稲田大学, 人間科学学術院, 講師(任期付) (70555672)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 検索誘導性忘却 / 記憶 / マウス / 物体再認記憶試験 |
研究成果の概要 |
本研究は,マウス において検索誘導性忘却(RIF)が生じるか検討するとともに,RIFがどのような特徴を持つ現象なのかを検討することを目的とした。本研究から,マウスにおいて性別や週齢に関わらずRIFが生じることや,RIFは永続的に記憶を抑制するのではなく一時的なものであることが明らかとなった。また,c-fosのmRNAの発現量を測定したところ,前頭皮質や嗅周皮質が関与している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
われわれの記憶は日々の経験によって促進されたり抑制されたりさまざまな影響を受ける。そのため記憶研究においては経験が記憶に及ぼす影響を考慮に入れ,その仕組みを解明することが必要となる。本研究で着目した検索誘導性忘却は,ある事柄を思い出すことを経験すると,それに関連した記憶が抑制される現象である。本研究で得られた成果により,経験が記憶に及ぼす影響についての新たな知見を提供できたといえる。
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