研究課題
基盤研究(C)
メンタルトレーニングないし心身修養の実践者および非実践者を対象に、身体内外環境への気づきや注意の統合、およびマインドフルネスと心理的健康について検討した。第1に、心身修養の実践者では、自身の心拍計数の正確さやマインドフルネス傾向、および心理的健康度が非実践者より高いことが示された。第2に、メンタルトレーニングの実践に関わらず、マインドフルネス傾向が新しい生活様式と心理的健康度の関連を調整していることを示唆する証拠を得た。
心身修養の実践と関連して、身体に対する気づきの正確さやマインドフルネス傾向、心理的健康度が高いことを示す研究結果は、日本国内における伝統的実践の心身への望ましい効果を示した点で、学術的、社会的に意義深いと考えられる。また、マインドフルネス傾向による生活様式と心理的健康との関連の調整に関する証拠は、心身の健康を保つメンタルトレーニングの社会への導入につながりうるもので、重要な意義を持つと考えられる。
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