研究課題/領域番号 |
18K03187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
宮田 裕光 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80726696)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メンタルトレーニング / 内受容感覚 / 身体 / 気づき / 注意 / 自律神経 / マインドフルネス / 心理的健康 / 情動 / ヨーガ |
研究成果の概要 |
メンタルトレーニングないし心身修養の実践者および非実践者を対象に、身体内外環境への気づきや注意の統合、およびマインドフルネスと心理的健康について検討した。第1に、心身修養の実践者では、自身の心拍計数の正確さやマインドフルネス傾向、および心理的健康度が非実践者より高いことが示された。第2に、メンタルトレーニングの実践に関わらず、マインドフルネス傾向が新しい生活様式と心理的健康度の関連を調整していることを示唆する証拠を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心身修養の実践と関連して、身体に対する気づきの正確さやマインドフルネス傾向、心理的健康度が高いことを示す研究結果は、日本国内における伝統的実践の心身への望ましい効果を示した点で、学術的、社会的に意義深いと考えられる。また、マインドフルネス傾向による生活様式と心理的健康との関連の調整に関する証拠は、心身の健康を保つメンタルトレーニングの社会への導入につながりうるもので、重要な意義を持つと考えられる。
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