研究課題/領域番号 |
18K03408
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分12040:応用数学および統計数学関連
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
水藤 寛 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (10302530)
|
研究分担者 |
珠玖 隆行 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (70625053)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 局地気象 / 数値シミュレーション / データ駆動モデリング / 統計モデル / 環境動態 / データ同化 / 局地気象解析 / データ駆動モデル / 数値解析 |
研究成果の概要 |
観測データを用いて数値計算結果を改善し、より信頼性の高い予測に結びつける試みは、気象学の分野で様々な形で行われてきている。その中でも、日本のように山がちで時空間的な変化の激しい気象現象を特徴とする地域において局地的な大気汚染や湖沼の水質改善に役立てるためには、短い時空間スケールでの解析が必要とされている。本研究では、そのような局地気象を解析するための数値シミュレーションとデータ駆動モデリングを組合せ、限られたデータからその地域の局地気象の特徴を把握する取組みを行った。データ駆動モデリングに関する部分については学術雑誌に投稿し、採録された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究計画では、これまで二国間交流事業を通して協力を進めてきたフィンランド国立環境研究所のグループとの共同研究として、同研究所が集中的に取得している湖沼周辺の詳細な風況時系列データを利用し、このデータに基づいて、統計モデルと数値シミュレーションを用いた局地気象モデルを構築することを本研究の目的とした。フィンランドと日本は湖沼の汚染などの水環境に関して同種の課題を有しており、このような国際協力に基づく研究体制も本研究の学術的意義である。また、その成果から得られる環境影響評価は、周辺住民の生活に直接的な影響をもたらし、環境改善にも繋がる社会的意義を有するものとなる。
|