研究課題/領域番号 |
18K03421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分12040:応用数学および統計数学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
三澤 哲也 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (10190620)
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研究分担者 |
宮原 孝夫 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 名誉教授 (20106256)
宮内 肇 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (20181977)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リスク鋭感的価値尺度 / プロジェクト事業価値評価 / 確率力学系 / 効用無差別価格 / リスク管理 / 内部リスク回避度 / 太陽光発電事業 / 固定価格買い取り制度 / 確率系 / 再生エネルギー電源 / 双鋭感的価値尺度 / 事業プロジェクト投資 / 信頼性指標 / 電力システム / プロジェクト事業投資 / 事業ポートフォリオ / 電力系統 / 供給信頼度指標 / 再生可能エネルギー / 太陽光発電 / 風力発電 / リスクと信頼性 / リスク価値尺度 / プロジェクト事業 / 発電事業 / 投資決定モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、これまで基礎的研究を行ってきたリスクを考慮した様々な投資の価値を評価する「リスク鋭感的価値尺度(RSVM)」について、確率力学系の視点からの動学化などの設定や適用対象の拡張を試み、RSVMに基づく投資価値評価の理論を深化させた。またRSVMを用いた事業価値評価事例として再生可能エネルギー事業を取り上げ、平均・分散アプローチによる評価との比較を行い、リスク回避的事業者にとってのRSVMの適切さを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ファイナンス分野において、理想的市場を想定したうえでの証券投資や資産の標準的な価値評価法あるいはリスクを考慮した事業投資評価法は盛んに研究され利用されている。一方、現実には理想的な設定が必ずしも通用しない状況下でのリスクを含む投資価値評価を扱う事も多く、何らかの対応が必要である。本研究を含む一連のRSVM研究はその視点からなされたものであり、上述の標準的方法と補完しあう成果が期待できることからその学術的、社会的意義は大きいと考えられる。
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