研究課題/領域番号 |
18K03458
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13010:数理物理および物性基礎関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
濱田 幾太郎 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (80419465)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 多体摂動論 / GW/BSE / 高精度電子状態計算 / 励起状態計算 / 電子状態理論 / 励起状態 |
研究成果の概要 |
環境・エネルギー問題を解決する一つのアプローチとして太陽電池や燃料電池に代表されるエネルギー変換デバイスが注目されており、エネルギー変換効率を向上させるためにはそのメカニズムを正しく理解することが重要と考えられる。その目的のためには高精度な多体摂動論(GW/BSE)に基づく電子状態計算を実行する必要があるが、その計算コストは非常に高く、複雑な系への適用は困難が多い。本研究では複雑・大規模なGW/BSEプログラムの開発を行い、そのクリティカル精度検証を行った。研究実施期間中にプログラムをエネルギー変換において重要となる半導体・酸化物などについての適用可能性と今後の課題を明かにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では開発されたプログラムはオープンソースで公開されており、このプログラムを用いることで大規模・複雑系の電子状態のより高精度な記述が可能になり、高効率なエネルギー変換デバイスのための材料開発に貢献することが期待される。
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