研究課題/領域番号 |
18K03622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
Baiotti Luca 大阪大学, インターナショナルカレッジ, 准教授 (00574047)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Neutron stars / Binary mergers / Equations of state / Gravitational waves / Magnetic fields / Resistivity |
研究成果の概要 |
宇宙で最も謎の多い天体の一つである中性子星を研究した。中性子星は、宇宙で最も密度が高く、最も磁場が強い天体である。その密度は核密度の数倍にも達し、クォークがハドロンに結合していない状態(フリークォーク物質)である可能性がある。これらの密度により、地上の研究所では再現不可能な物理を研究することができる。本研究は、この超高密度物理を、連星中性子星から放出される重力波の観測と結びついた。中性子星にフリークォークが存在することを推測する方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的には、本プロジェクトは中性子星の中でクロスオーバーによって生じるフリークォーク物質について、重力波の観測を用いた実用的な研究への道を開いた。社会的には、人類の特権である知的充足感の源の一つである宇宙への理解を広げる努力に少しは貢献できたと思う。
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