研究課題/領域番号 |
18K03732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 会津大学 (2019-2020) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (2018) |
研究代表者 |
大竹 真紀子 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (30373442)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 水星 / 月 / マルチバンド画像 / リモートセンシング / マルチバンド分光画像 / 反射スペクトル / 鉱物組成 / 地質区分 / 月との比較 / 宇宙風化 / 探査データ |
研究成果の概要 |
水星の形成過程の理解に向けて,探査機(MESSENGER)により取得されたマルチバンド分光画像(反射スペクトル)データを用いて水星表層の鉱物組成・岩石種の推定を行った.解析手法として,月の反射スペクトルを用いて鉄量の推定に用いられる手法(反射率と吸収強度を組み合わせた手法)を適用し,水星においても表層を異なる鉱物組成・岩石種の領域に分類が可能であることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の住む地球がどのように誕生したのかを知ることは地球・惑星科学の大きな目標の一つである.地球のような天体がどのように形成したのかを知るためには,太陽系の他の岩石天体の形成過程を調べ,地球と比較する比較惑星学という手法が用いられる.本研究は,地球と同じように岩石表面を持つ惑星でありながらも,地球とは大きく異なる表層環境を持つ水星の表層地質を調べる手法を開発し,その手法を用いて水星の形成過程の推定につなげようとする研究である.成果として,月の地質解析に用いられる手法を水星にもある程度まで適用可能であることがわかった.
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