| 研究課題/領域番号 |
18K03753
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 審査区分 |
小区分17020:大気水圏科学関連
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| 研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
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研究代表者 |
堀井 孝憲 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(大気海洋相互作用研究センター), 主任研究員 (20600430)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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| 配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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| キーワード | 沿岸湧昇 / スマトラ・ジャワ島 / インド洋ダイポール現象 / 大気海洋相互作用 / バリアレイヤー / クロロフィルa / インド洋 / 気候変動 / 地球温暖化 / 衛星海色データ / アルゴフロート / インド洋暖水プール |
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| 研究成果の概要 |
本研究は、世界の海洋の沿岸湧昇域の中でほとんど観測データが得られていなかったスマトラ・ジャワ島南西部における冷水の沿岸湧昇、またそれに関連する大気海洋相互作用を調査し、インド洋の短期気候変動現象（インド洋ダイポール現象：IOD）との因果関係を検証することを目的とした。まず、Argoデータや衛星観測データなどを用いて、着目した沿岸湧昇発生時の水温や塩分の鉛直構造、およびそれらの時間変動を明らかにした。さらに、衛星観測のクロロフィルaデータをこの沿岸湧昇の発生の指標として活用して、ジャワ島沖の湧昇の発生日を同定し、その後の IOD 発達に関連する大規模な大気海洋相互作用との関係を明らかにした。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、全球海洋の沿岸湧昇域の中でほとんど大気や海洋の観測データが得られていなかったスマトラ・ジャワ島南西部の海域を対象として、最新の観測データを活用することで沿岸湧昇発生時の海洋構造を示すことができた。また、この沿岸湧昇がインド洋の大規模な短期気候変動現象であるインド洋ダイポール現象（IOD）発生の引き金になりうることを発見した。IOD は日本の夏季の天候など全世界の気候に影響をおよぼす現象であり、本研究の成果を活用することで、IOD のみならず世界の気候の予測性向上への貢献が期待できる。
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