研究課題/領域番号 |
18K03826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17050:地球生命科学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
菅森 義晃 鳥取大学, 農学部, 講師 (10587356)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 超丹波帯 / 放散虫化石 / チャート / 泥岩 / 付加複合体 / 石炭紀 / ペルム紀 / 三畳紀 / ジルコン / 斑レイ岩 / 秋吉帯 / 遠洋性深海堆積物 / Latentifistularia / 放散虫 / 微化石 |
研究実績の概要 |
超丹波帯について,学術論文を3編投稿するとともに若干の地質調査を行った. 菅森ほか(2023,地質学雑誌)は日本地質学会巡検案内書であり,兵庫県中東部の篠山地域のペルム紀付加複合体の味間層についてまとめるとともに,兵庫県中等部の青垣地域の超丹波帯や丹波帯の遠洋深海相のPT境界について共著者とともに編集した. Sugamori and Ikeda (in submitted) では,京都府北部の上林地域に超丹波帯のUT3ユニット(上月層)の年代を,これまでに本研究計画で得られた放散虫化石(石炭紀後期ないしペルム紀前期のチャートおよびペルム紀グアダルピアン世ないしロピンジアン世の泥岩)に基づいて議論し,UT3ユニットを構成する他の地質体との比較を行った.また,研究地域の本層は本邦でのUT3ユニットの分布の最西北西端にあたり,ロシア沿海州の超丹波帯UT3ユニット相当層に最も距離的に近い地層であった. Sugamroi (in submitted) では,兵庫県の篠山地域に分布する上滝コンプレックスがペルム紀の付加複合体でなく,ペルム紀グアダルピアン世キャピタニアン期のチャートを含む(←2023年度の研究成果)三畳紀中世アニシアン期の付加複合体であることを明らかにした.このことは三畳紀における古アジア東縁のプレート境界がトランスフォーム型であった従来の仮設を否定し,ペルム紀中期~白亜紀初期にかけて付加複合体が段階的かつ連続的に形成されていたこを物語っており,三畳紀の東アジア東縁のテクトニクスに新たな制約条件が付されたと思われる.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
育児休業を取得したため.
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今後の研究の推進方策 |
2編の論文の受理を目指す. 引き続き超丹波帯の研究を実施するとともに,コロナ禍の折に調査した秋吉帯について若干の地質調査を加え,石炭紀の遠洋深海堆積物を探索する.
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