研究課題/領域番号 |
18K03843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 大阪産業大学 (2020-2023) 滋賀県立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
福岡 克弘 大阪産業大学, 工学部, 教授 (40512778)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 非破壊検査 / 磁粉探傷試験 / 渦電流探傷試験 / 磁化 / 回転磁界 / 定量的評価 / 高感度化 / 鉄鋼材 / 磁気探傷試験 / 複雑形状部 |
研究成果の概要 |
プラント構造物や機械部品は複雑な形状部を有しているのが一般的であり、それらの部位における検査の信頼性向上が喫緊の開発課題となっている。本研究では、立体的で複雑な形状をした部位における効率的で且つ信頼性の高い検査を実現するため、磁気と電流の強度とその方向を3次元的に制御した高速・高精度・高感度な電磁非破壊検査システムの検討を試みた。さらに、探傷結果から傷形状を定量的に評価するのに有利な探傷手法、およびその定量的評価手法を検討し、探傷と評価の両面における高度化に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
傷の見落としによる損傷から、人命が奪われる事故が発生している現状が存在する。また、高度成長期に製造・建築され老朽化した構造物などの強度劣化による事故の不安も問題視されてきている。さらに保守検査においては、傷を定量的に評価して、継続運用の可否を判断することが求められる。本研究では、現状の非破壊検査における技術的な問題点を明らかにし、その解決策を検討した。まず、探傷の信頼性を向上させるため、各種探傷法における高感度化を検討し、微小な傷まで発見できる手法の開発に取り組んだ。特に、検査が難しい複雑形状部における探傷感度の向上を検討した。さらに、各種探傷法において、傷の定量的評価手法を確立した。
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