研究課題/領域番号 |
18K03848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
荻原 慎二 東京理科大学, 理工学部機械工学科, 教授 (70266906)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 炭素繊維強化プラスチック / 粘塑性 / 応力緩和 / 非弾性力学挙動 / 積層構造 / 損傷 / ひずみ速度依存性 / 繊維強化プラスチック / 有限変形 |
研究成果の概要 |
CFRPアングルプライ積層板における,ひずみ速度の異なる単調引張試験,ひずみ漸増応力緩和試験,負荷―除荷試験,負荷ー除荷サイクル中における応力緩和試験,定応力負荷ー除荷試験におけるラチェッティング挙動について実験的評価を行い,過応力を用いた直交異方性粘塑性モデルを構築した.このモデルは,全応力を平衡応力と過応力に加算的に分解するもので,各応力に構成則を設定する.平衡応力にホフマンの弾塑性モデルを使用し,過応力にはひずみ速度への非線形な依存性を考慮できるものを使用した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
連続繊維強化複合材料・構造の力学挙動モデル化については,微小弾性変形を仮定するものがほとんどで,塑性力学的研究は少なく,特に有限変形を考慮した粘塑性解析はほとんどなされていない.積層構造によっては,そのようなモデル化が必要であり,異方性を有する繊維強化複合材料・構造に対して,損傷を考慮した有限変形下での非線形力学モデルを構築しようとするところに本研究の学術的および社会的意義がある.
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