研究課題/領域番号 |
18K03885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
古谷 克司 豊田工業大学, 工学部, 教授 (00238685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電解放電加工 / 非円形状 / フィードバック / 絶縁体 / 力制御 / 板ばね / 泡 / 電流波形 / ガラス / 形状加工 / 張力 |
研究成果の概要 |
電解液中で放電を起こすことでガラスなどの絶縁体に微細形状を加工する旋盤型電解放電加工法において,非円形状を加工する方法を開発することを目的とした.平行板ばねで支持された工具電極に対して10mNオーダの押し付け力を付加しながらボイスコイルで変位させた.印加電圧をオン・オフ制御することにより,非円形状断面を加工することができた.一例として,正方形断面を加工し,加工精度を評価した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電解放電加工では電解液中で放電を起こすことで絶縁体に微細形状を創成することができ,かつ,装置を小型に構成できる.旋盤型電解放電加工では,放電点が強制的に分散されるため,熱ひずみによるクラックを抑制することができる.これにより,ガラス,圧電セラミックスなどの無機絶縁体への微細加工が可能となる.本研究により,円形断面を持つ形状だけでなく,非円形状の加工も可能となったため,適用範囲が広がると考えられる.
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