研究課題/領域番号 |
18K03899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18030:設計工学関連
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
長谷川 浩志 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (40384028)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 設計工学 / 力学的感性 / 人間中心設計 / Human-centered computing / Brain machine interface / 位相最適化 / 脳波計測 / トポロジー最適化 / 脳機能計測 / ニューラルネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究では,「力学的感性に基づいた頭の中の形状を自動的に取り出せないか」という設計者の挑戦的な学術的問いを取り扱う研究である.ここでは,設計者個々にオーダーメイドした脳機能情報取得手法の開発,脳機能情報によるトポロジー最適化の開発,創生形状の質保証のための妥当性確認を実施した.この新たな形状創生手法の開発により,イメージ形状から力学的感性に基づいた設計者の個性や芸術性を反映した形状創生が可能となった.以上,品質・機能にデライトを与えた価値を創生する,超上流デライト設計手法の一つとして,物理的制約下での力学的感性と経験的知識を考慮した形状創生手法を実現することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「力学的感性に基づいた頭の中の形状を自動的に取り出せないか」という設計者の挑戦的な学術的問いを取り扱ったものである.設計者の前向きな期待を伴った形状創生支援が実現できれば,物理的制約下での力学的感性と経験的知識を考慮した最適形状の創生が可能となる.これは,設計者が長年抱いていた最適形状に対する違和感,設計意図の説明の困難さを解消するための一助となる.この開発した新たな形状創生手法は,品質・機能にデライトを与えた価値を創生する,超上流デライト設計手法となることから,ものづくり産業を輝かせるためのツールとなる.
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