研究課題/領域番号 |
18K03918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18040:機械要素およびトライボロジー関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
東崎 康嘉 近畿大学, 理工学部, 教授 (60610540)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | はすば歯車 / ゼーベック効果 / 動的熱電対 / 歯面温度 / 真空浸炭 / 高面圧 / 動的熱電対法 / 表面温度 / 軸方向すべり / 異種金属 / ねじれ角 / 硬化歯車 / 焼付き / トライボロジー / 歯車 |
研究成果の概要 |
動力伝達装置に使用される歯車の小型・軽量化により,運転条件は高回転数・高負荷の動向がある.高回転数・高負荷の運転条件では歯面温度が上昇し,歯面温度に関係した摩擦損傷が発生しやすくなるため,運転中の歯面温度を知ることが重要となる.ゼーベック効果を歯車自体に応用した動的熱電対法を用いたはすば歯車の歯面温度計測では,二歯かみ合い時に並列回路になることから正確な歯面温度が計測できなかった.そこで,二枚のはすば歯車の間に絶縁材を挟み込み,歯を交互に研摩した交互欠はすば歯車を用いることで並列回路を解消した.これにより,全かみ合い領域の正確な歯面温度計測に成功し,またその予測手法を明らかにすることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高回転数・高負荷の運転条件では歯面温度が上昇し,歯面温度に関係した摩擦損傷が発生しやすくなるため,運転中の歯面温度を知ることが重要となる.ゼーベック効果を歯車自体に応用した動的熱電対法を用いたはすば歯車の歯面温度計測では,二歯かみ合い時に並列回路になることから正確な歯面温度が計測できなかった.そこで,二枚のはすば歯車の間に絶縁材を挟み込み,歯を交互に研摩した交互欠はすば歯車を用いることで並列回路を解消した.これにより,全かみ合い領域の正確な歯面温度計測に成功し,またその予測手法を明らかにすることができた.今回の研究成果により,歯車装置の高速設計に対する知見を与えることができた.
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