研究課題/領域番号 |
18K03946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19010:流体工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山口 浩樹 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (50432240)
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研究分担者 |
松田 佑 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (20402513)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高クヌッセン数流れ / 適応係数 / 散乱分布 |
研究成果の概要 |
クヌッセン数が大きいマイクロ熱流動場には,固体表面の境界条件が大きく影響を与える.このような熱流動場で利用される境界条件モデルは,パラメータとして分子の固体表面への平均的な適応割合を表す適応係数が良く利用される.そこで,本研究では同一の固体表面試料に対して熱輸送に関するエネルギー適応係数(EAC)と流動抵抗に関する接線方向運動量適応係数(TMAC)を計測するシステムを構築した.また既存のデータをもとに,実験で計測した適応係数から境界条件モデルのパラメータを決定する方法について解析した.計測した適応係数から実際にパラメータを導出することで,境界条件モデルについての検討を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マイクロ熱流動場においては,固体表面での状態を決める境界条件モデルが重要な役割を担う.この境界条件モデルについて検討し,二つの適応係数を計測することによって境界条件を決定できることを明らかにした.そして,それを実現するために,同一の固体表面試料に対して二つの適応係数の計測手法を開発するとともに,適応係数から境界条件モデルのパラメータを決定する方法を解析した.
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