研究課題/領域番号 |
18K03962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19010:流体工学関連
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
石井 将人 科学警察研究所, 法科学第二部, 主任研究官 (70462752)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感圧塗料 / 画像計測 / 感温塗料 / HDR処理 / HDR |
研究成果の概要 |
空気中における物体表面の圧力分布を面情報として取得できる感圧塗料(PSP:Pressure Sensitive Paint)は,大気圧付近での圧力分解能の制約から,低速な流れ場においてその有効性が十分に示されているとは言えない. そこで,本研究では,低速な流れ場における圧力感度の向上を目指し,画像処理技術であるHDR(High Dynamic Range)処理を適用することによって圧力感度の向上を図った.その結果,従来法と比較して約2~3倍の圧力感度を示し,HDR処理を併用することによって圧力感度が向上することが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで,感圧塗料計測は航空機周りの流れ場のように比較的高速の流れ場が計測対象の中心であったが,HDR処理を用いることで大気圧付近における圧力感度の向上を図る可能性が示された.この結果から,これまでに困難であった,自動車や鉄道といった身の回りに存在する輸送機器を対象とした感圧塗料計測が可能となる可能性が示された.
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