研究課題/領域番号 |
18K03975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
小口 達夫 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90324491)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ラジカル反応 / 燃焼工学 / 内燃機関 / イオン分子反応 / 反応素過程 / 反応機構 / 化学反応モデル / 燃焼化学 / 活性種 / 着火 / 燃焼 / スパーク / 熱励起反応 / 電子励起状態 |
研究成果の概要 |
燃焼を支援し着火特性や燃焼継続性を改善する方法として検討されているプラズマ支援燃焼に関して,従来は熱的効果としてしか取り込まれていなかったプラズマ発生時の励起現象に注目し,主として炭化水素ラジカル種のイオン発生をターゲットにその反応素過程について検討し,半定量的に評価した.イオン分子としてメチルカチオンに注目し,燃料として一般的なアルカン類との反応素過程を量子化学計算に基づいて探索した.得られた結果を基に反応速度理論に基づいた速度定数を算出し,調査範囲においてはどの温度領域においてもエチルカチオンを生成する経路が有利となることを見いだした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来は熱的効果としてしか取り込まれていなかったプラズマ発生時の励起現象について,炭化水素ラジカル種のイオン発生に注目し,かつ,その反応素過程について燃焼時の高温における反応速度定数を予測した例はこれまでにほとんどなく,本研究によりその役割について明らかにした.
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