研究課題/領域番号 |
18K03978
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山口 康隆 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (30346192)
|
研究分担者 |
大森 健史 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70467546)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 分子動力学 / 濡れ / 液体の界面 / 界面 / 界面エネルギー |
研究成果の概要 |
しずくなどの液体が固体を濡らす現象において、そのしずくが動かずに留まるためには、何らかの形でしずくの縁が固体にピン止めされなければならない。このピニングという現象について、分子動力学シミュレーションにより解析を行い、どのような場合にどのような力が働くかというメカニズムを明らかにし、また、この結果から、ピニング力を理論的に予測する方法を提案した。この結果は、コーティングなど、様々な工学的分野での応用にも役立つと考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
液体が固体に触れる濡れという現象は、日常生活で目にしないことはないほど我々の生活に密着しているが、それでいて、流体力学の問題としては界面という部分を含むためきわめて難しい。本研究はその課題に分子動力学シミュレーションという手法を用いて取り組み、ピニングが起きるメカニズムの一部を明らかに、またそれを予測する方法を提案した。
|