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生体内熱輸送特性を可視化する新たな画像診断技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K03984
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分19020:熱工学関連
研究機関九州大学

研究代表者

福永 鷹信  九州大学, 工学研究院, 技術職員 (60591196)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード非接触可視化法 / 熱輸送性質 / レーザースキャニングサーモグラフィー / 熱物性 / レーザースキャニングサーモグラフィ / 非接触可視化技術 / 生体組織 / 可視化 / 画像診断
研究成果の概要

本研究は,生体組織内部の熱的情報を非接触で可視化するレーザースキャニングサーモグラフィと名付けた新たな画像診断技術の実現のため,シミュレーションにより原理を確立し適用条件を明らかにすること,さらに,生体模擬試料を用いて実験を行い,考案した測定方法の実証を行うことを目的とした.解析の結果から,シートレーザー通過後の試料表面温度は包埋させた試料の熱輸送性質に依存して異なり,生体試料と同程度の熱拡散率を持つアクリル試料において最も明瞭な可視画像を得ることができた.実証実験では,解析で求められた温度上昇と概ね一致する値を示す可視化画像を得ることができ,非接触可視化法の確立ができた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

造影剤を用いることなく,レーザー光により非侵襲的に物質内部の可視化を行えることは,汎用性が高く非常に有意義な技術である.本研究は,従来のエネルギー照射源とレシーバーで対象物を挟み込んで撮像を行う謂わば透視系による測定とは異なり,シートレーザー光とサーモグラフィーを試料からみて同一方向に設置できる特徴を有している.実証実験の結果,非接触で生体模擬試料内に包埋させた熱輸送性質の異なる物質をマッピング出来ることが明らかとなった.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] レーザースキャニングサーモグラフィーによる内部 構造の可視化に関する研究2021

    • 著者名/発表者名
      浦川 晴生, 塘陽子, 福永 鷹信, 藏田 耕作, 高松 洋
    • 学会等名
      第58回日本伝熱シンポジウム
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 熱輸送性質の違いを用いた生体内部構造の非接触可視化法2018

    • 著者名/発表者名
      柳瀬充玖,佐藤太一,福永鷹信,王海東,藏田耕作,高松洋
    • 学会等名
      日本機械学会 熱工学コンファレンス2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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