研究課題/領域番号 |
18K04040
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
島田 邦雄 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (80251883)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ゴム / 電解重合 / 機能性流体 / 磁場 / 太陽電池 / センサ / キャパシタ / 新素材 / 磁気混合流体 / センサー / 磁性粒子 / エナジーハーベスティング / 有機EL / ピエゾ効果 / 機能材料 / ロボティクス |
研究成果の概要 |
導電性高分子溶液における電解重合法を駆使することで,従来にない夢を実現する様々な技術を確立することを本研究の目的とする.具体的には,ピエゾ素子を含むセンサ,キャパシタ,バッテリ,太陽電池,有機ELの多機能性を有する素材の開発の確立を行った.特に,水分量や経年的影響の解決のために水和物とPDMSを使用した新しい作成手法の提案,圧縮と伸長に対する,また様々な表面の物体の粗さにおけるセンシング,太陽発電による電気を充電するキャパシタ,ジエン系及び非ジエン系のゴムと混合することによって成る湿式太陽電池の開発,圧縮や引張下,放射能下での光起電力効果の解明と理論的説明等を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の太陽電池の使い方は,固体材料であり,かつ,平板であるため場所等の制約により設置場所が限定される使い方でしかない.これがゴムで出来た太陽電池であると,伸縮性や弾力性があり,かつ,色んな形に成形することができるので,色んな場所で使うことが可能となる.例えば,ロボットの外皮に使うと無電源型ロボットが可能となる.さらに,同じMCFゴムであることから,ピエゾ効果や光起電力効果などのセンシングも兼ね備えた,かつ,キャパシタやバッテリの充放電を兼ね備えた外皮となるので,ロボティクスにおける新しいロボット工学の進展や,メカトロニクスにおける新しいセンシング技術の進展に寄与し,新しい学術的革新をもたらす.
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