研究課題/領域番号 |
18K04055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
清水 創太 芝浦工業大学, デザイン工学部, 教授 (20328107)
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研究分担者 |
佐藤 進 秋田大学, 名誉教授, 名誉教授 (50005401)
河村 希典 秋田大学, 理工学研究科, 准教授 (90312694)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ロボティクス / 液晶広角中心窩センサ / メカトロニクス / 液晶レンズ / 高速応答 / 実効電圧制御 / 高速応答制御 / ゴム紐モデル / 広角中心窩センサ / 駆動制御 |
研究成果の概要 |
液晶レンズにはレンズパワーと焦点距離変化にかかる応答時間の間にトレードオフ問題が存在する.本研究で得られた結果より,通常は応答が極めて遅い大きなレンズパワーをもつ液晶レンズの焦点距離を,本研究で考案した実効電圧制御により,レンズパワーを犠牲にすることなく,高速に変化させることが可能となった.これにより,液晶広角中心窩レンズ(中でも特にズ-ムユニット)の小型化・省エネルギー化・光学性能向上が容易になった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は既にオートフォーカス等に応用されている従来の液晶レンズの性能を,小型化,省エネルギー化,光学性能の改善という側面から,飛躍的に向上させ,新しい能動的光学機能素子としての液晶レンズ技術の発展と普及促進につながると考えている.また,小型で低消費電力なメカニカルな可動部をもたない液晶広角中心窩センサは,自動運転支援や,セキュリティカメラ等,多岐にわたる応用が大いに期待できる.
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