研究課題/領域番号 |
18K04077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
田口 健治 北見工業大学, 工学部, 准教授 (60435485)
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研究分担者 |
柏 達也 北見工業大学, 工学部, 教授 (30211155)
平田 晃正 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00335374)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中間周波帯 / 人体ばく露 / 安全性評価 / 国際標準化 / 3次元電磁界解析 / FDTD法 / FDFD法 / 中間周波数 |
研究成果の概要 |
IEEE及びICNIRPでは、国際的な電磁波の安全基準ガイドラインが制定されている。特に中間周波における100kHz~10MHz帯では誘導電界に伴う刺激作用、電力吸収に伴う熱作用の双方からの防護が必要とされるが、両ガイドラインでは外部電界強度の制限値に約7.4~12.9倍もの差が存在していた。 本研究では、解剖学に基づく人体モデルとFDTD法を用いた高精細ばく露評価により、SARと外部電界強度の関係性を明らかにした。その結果、ICNIRPではより保守的であるのに対し、IEEEでは30MHz未満で僅かな不一致があることが確認された。これらは適切な安全基準の改訂に貢献するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究開始当時におけるICNIRP及びIEEEの両ガイドラインは、解剖学に基づく詳細な人体数値モデルが開発される前に制定されたものであり、高精細な人体数値モデルを用いて人体のSARと外部電磁界強度の具体的な関係性を再検証することに学術的意義がある。更に、全電磁界解析に基づく高精度な3次元全身ばく露解析に基づくばく露評価により、科学的根拠に基づくデータを提供すること社会的意義がある。尚、本研究の結果は、2020年3月に発布されたICNIRP2020ガイドラインに引用されており、適切な安全基準の策定、安心・安全な電磁界利用の促進に貢献している。
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