研究課題/領域番号 |
18K04091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
井上 馨 同志社大学, 理工学部, 教授 (60343662)
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研究分担者 |
加藤 利次 同志社大学, 理工学部, 教授 (40148375)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 最適軌道設計 / 電動車両 / 電動機駆動システム / 省エネルギー / 三次元損失マップ / 最適軌道 / 駆動条件 / 電動機 / 遺伝的アルゴリズム / 負荷特性 / 損失マップ / 風損 / 鉄損 / モータ / 省エネルギー駆動 |
研究成果の概要 |
本研究では,電動車両(電気自動車,鉄道,無人搬送車,などのモータを用いて走行する車両)の自動走行もしくは走行アシストにおいて,各種の駆動条件(時間,速度,移動距離,ジャーク,など)を満足しつつ,省エネルギーとなる負荷特性を考慮した最適な軌道(速度,移動距離,モータトルク,などの時間波形)を求める方法を検討した。また,減衰特性やモータ鉄損特性など動作点によって変化する特性も考慮して,与えられた駆動条件を満たす省エネルギー駆動のための軌道生成法の検討も行った。省エネルギー軌道を用いた駆動に関する実験とシミュレーションを行い,提案手法の有効性の検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モータはその発生するトルクにより機械的要素(負荷)を駆動し仕事をする物であるため,電気的要素だけでなく機械的要素の特性も加味した動的なダイナミクスに基づいて省エネルギー化を図る必要がある。電動車両の駆動では,走行抵抗や動作点により変化する各種特性が存在するため,実用的にはこれらを考慮した軌道の導出が必要となる。本研究では,これらの特性をどのように考慮すれば駆動条件を満たしつつ省エネルギーな軌道が導出できるか,という実用的かつ学術的な問題に対して,三次元マップとGAなどの進化的手法,変分法などの解析的手法を用いることにより,電気系と機械系の両方の特性を加味した汎用的な設計法を検討している。
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