研究課題/領域番号 |
18K04114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
見市 知昭 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (40368139)
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研究分担者 |
眞銅 雅子 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (10345481)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 水上直流コロナ放電 / 活性酸素種 / 液中化学反応 / シミュレーション / 赤外吸収分光分析 / 直流コロナ放電 / 液中化学反応シミュレーション |
研究成果の概要 |
直流コロナ放電を液面に照射すると活性酸素種がイオン風によって液中に供給され、液中反応を経てOHラジカルが生成する。しかしながら、供給された活性酸素種の種類や液中での反応過程は未解明であった。そこで本研究では、水上の活性酸素種の調査および液中化学反応シミュレーションによる反応過程の解析を行った。その結果、直流コロナ放電によってO3-が液中に供給されている可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
直流コロナ放電を用いることで、従来から用いられているオゾンや過酸化水素だけでなく、負イオンであるO3-を液体に供給できる可能性がある。また、シミュレーションでは、O3-の供給量を放電電流値から算出した。この計算結果が、実験結果により近くなったことから、O3-の供給量を放電電流によって制御できる可能性がある。以上の研究成果より、放電プラズマを用いた水処理や殺菌などの応用技術の更なる発展が期待できる。
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