研究課題/領域番号 |
18K04124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
梅林 健太 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20451990)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 周波数共用 / 周波数利用観測 / 周波数利用率モデル化 / コグニティブ無線 / コグニティブ無線 3.研究課題名 / ノンパラメトリックベイズ |
研究成果の概要 |
本研究課題では、広帯域における様々な周波数の観測を行い、周波数利用の時間-空間軸における統計的な性質を高精度に把握するためのモデル化に関する研究を行った。特に特徴量のランダムな性質と決定論的性質を個別に把握し、それらの情報を活用することで周波数共用を効率的に実現する手法を明らかにした。具体的には、レーダーシステムを一次無線システムとした場合の周波数共用と、ローカル5Gにおける大規模オペレータとの周波数共用と、複数のシナリオにおいて本アプローチが有効であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の無線通信において周波数資源の枯渇は喫緊の問題である。これに対して、空間軸からの周波数共用の研究は多く検討されてきているが、時間軸からの周波数共用は、空き周波数の発見が困難とされてきた。そこで、時間軸の周波数利用をより正確に把握するための利用率モデル化を行い、その情報を活用することで高精度に空き周波数を発見し、高信頼な周波数共用が可能であることを示した。これにより、将来の無線通信においてさらなる周波数資源の活用を促進できることが期待できる。
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