研究課題/領域番号 |
18K04144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
藤森 和博 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (70314705)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メタ表面 / メタマテリアル / ワイヤレス電力伝送 / 無線電力伝送 / 近傍電磁界測定 / 無線送電 / 円環配列構造 / 近傍界測定 / GPGPUクラスタ / 円環配列 |
研究成果の概要 |
ワイヤレス電力伝送技術は配線が不要であるため,日常生活の様々なシーンにシームレスに適用でき,生活様式を一変させる可能性を秘めている.一方,送電設備と受電機器との配置には一定の制約があり,どんなものにでも電力を送ることは難しい. 本研究では,送電設備で制約となる背面に置かれたものの影響をなくすためのメタ表面を提案し,解析および実験でその有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従前より提案されてきたメタ表面は直交座標系で周期配列されたものであった.本研究では,ワイヤレス電力伝送で用いられるコイルに流れる電流に適合するよう円環状に周期配列されたメタ表面を提案している. このメタ表面は,金属膜のみが使用されているため,磁性材料よりはるかに薄く軽量で,安価に作製でき,湾曲させることも可能である特徴を持っている.また,部品を実装するだけでメタ表面と金属膜の特性を切り替えられる可能性も秘めており,ワイヤレス電力伝送できる機器の種類,配置に飛躍的な自由度を与えることができる.
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