研究課題/領域番号 |
18K04153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
福地 裕 東京理科大学, 工学部電気工学科, 准教授 (70366433)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フォトニックネットワーク / 超高速情報処理 / 先端機能デバイス / 光スイッチ / 先端的通信 |
研究実績の概要 |
インターネットを基軸とした将来のエクサビットビット級高度情報化社会では、バックボーン光ネットワークにかつてない超大容量性が要求されている。光通信に関するムーアの法則によると、容量と距離の積が4年間でおおよそ10倍になるとされている。このようなシステムを構築するため、ディジタルコヒーレント光通信システムの研究開発が活発化しており、ネットワーク化には高機能で超高速の中継ノードが必須である。 本研究では、理論と実験の両面から、異常光導波型と常光・異常光両導波型の擬似位相整合ニオブ酸リチウムアレイ光導波路の高次非線形光学効果を用いた様々な高度全光コヒーレントシリアル・パラレル信号処理について検討し、超高速広帯域でスマートな光ネットワークノードを提案した。 研究期間全体を通じて実施した研究内容は、次の通りである。最初に、数値解析により当該デバイス特性を解明し、光ノードの設計論の確立や最適化設計等を中心に行った。次に、これらをもとに最適化されたデバイスを試作し、基礎実験として当該基本特性等を中心に測定した。最後に、集大成としてシステム実証実験や研究の総括等を行い、研究成果全体を広く国内外に公表した。 最終年度も引き続き、理論と実験の両面から、擬似位相整合ニオブ酸リチウムアレイ光導波路の高次非線形光学効果を用いた各種高機能全光信号処理についての課題に取り組み、これらの研究成果を国内外の学会で発表した。
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