研究課題/領域番号 |
18K04154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
中野 久松 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (00061234)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アンテナ / 円偏波放射 / 特性再生 / 特性再生化 / 円偏波 / メタマテリアル / 円偏波アンテナ / 特性再生可能 / 放射パターン / 再生可能特性 |
研究成果の概要 |
直線偏波を使用した通信系においては,送信アンテナ・受信アンテナの偏波面を合わせる必要がある.他方,円偏波を使用した通信系のアンテナでは,偏波整合を必要としない.このような優位性があるにもかかわらず,「円偏波放射ビーム走査・特性再生可能アンテナ(RecANT)」の実現例は皆無に近い. 本研究では, 円偏波メタアトムから成るRecANTを実現し,その特性を電気磁気学上から系統的に考察している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メタアトムを使用して実現した本アンテナの放射パターン,入力インピーダンス,および利得は,ビーム方向が変わってもそのつど同じものとなる.つまり,ビーム走査時に固有の特性が再現される,という特長を有する.従って,この「円偏波放射ビーム走査・特性再生可能アンテナ」は,動きの激しい移動体と基地局との通信に対して有効であり,高度情報化社会に貢献する.
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